
2022/01/27(木) 15:23:00投稿者:ウォーレン・バフェット
2022/01/27(木) 15:16:00投稿者:ウォーレン・バフェット
Sクラス向けのHUDは容量約20リットルで、GLE向けの約8リットルに比べて2.5倍の大きさだ。山谷氏は「Sクラスは開発当初からAR表示を念頭に置いていたため、搭載空間を何とか確保できた」と実情を明かす。
一般的なHUDでは、PGUに比較的安価なTFT(薄膜トランジスタ)液晶ディスプレーを使うことが多い。生成した映像は、HUD内部の平面鏡や凹面鏡で2回反射し、光路を稼ぎながら拡大してフロントウインドーに投影する。同方式の場合、3メートルほどの表示距離なら容量10リットル前後で収まる。
高倍率の光学技術には凹面鏡の集光で熱が大きく発生しやすい弱点もある。一般的なHUDならシステム全体の拡大倍率は5倍程度だが、Sクラス向けでは20倍まで拡大。従来のTFTでは熱に耐えられず「ボナンザ現象」と呼ぶ液晶の黒化が発生して、その部分の映像が抜けたように見えなくなる。
温度が下がれば元に戻るものの、表示コントラストの低下を招くため避けるべき現象だ。PGUに新採用したDMDは液晶ではないため同現象が起こらない。高倍率でも表示品位を安定して保てる。
加えて、DMDには色の再現率が高いという強みもある。TFTは白色発光ダイオード(LED)にカラーフィルターを組み合わせており、色再現率を示すNTSC比は46%ほど。DMDはRGBの3色LEDと分割駆動によってNTSC比90%を実現できる。特に赤色がきれいに見えやすく、警告イラストといった注意喚起に使いやすい。
一方でDMDの課題はコストだ。Sクラス向けのDMDチップは対角0.55インチの専用設計品。現時点で米テキサス・インスツルメンツ(TI)以外の調達候補がないため、横展開などの大量生産を実現してもコスト削減には限度がある。
また、熱への対応策としてHUD機構の外装に当たるケースの材質を変更した。従来は樹脂成形品を採用していたが、太陽光の集光で高温になっても変形しにくいマグネシウム製に変えている。振動による変形も小さいため走行時のAR表示が安定しやすい。ケースは上下に分かれており、下部にPGUと補正鏡、凹面鏡を組み付け、上部をかぶせて構成している。
2022/01/27(木) 15:12:00投稿者:ウォーレン・バフェット
日本精機執行役員HUD開発・設計本部本部長の山谷修一氏は「将来的には表示距離も可変して3次元的に見せたいが、現状は10メートル先に固定するのが最適解だ」と話す。
画角も広げている。GLE向けのHUDの画角は左右9×上下3度だった。アイボックス(運転者から表示映像が片目で視認できる大きさ)は横135×縦55ミリメートル。表示距離2.8メートルを掛け合わせると18.6インチ相当のサイズ感になる。Sクラス向けのHUDは画角を左右10×上下5度に広げ、アイボックスを横142×縦128ミリメートルに拡大。10メートル先に77インチの大画面を広げる。
ただ、表示距離を延ばして画角を広げることはHUD機構の巨大化を招く。例えば、表示距離を延ばすためには通常、機構内部で反射回数を増やして光路を延ばしたり、鏡の倍率を上げて拡大したりしている。いずれも部品の追加や大型化が必要になる。日本精機は今回、新たな光学技術の採用によって反射光路の拡大を抑えながら高倍率化に成功した。
抜本的に変えたのは映像の生成装置と鏡による反射技術だ。画像生成ユニット(PGU)には、同社初となるデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)を採用した。
DMDは多数の微細ミラーを平面に配列した表示素子。ミラーの数が画素数に相当し、それぞれのオンとオフを細かく制御して映像を描く。Sクラス向けのHUDは、約66万画素で微細ミラーの大きさは7.6マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル角とする。
DMDで生成した映像は、補正鏡と凹面鏡で2回反射させてフロントウインドーに投影している。補正鏡は特殊な「かまぼこのような形」(山谷氏)を成し、凹面鏡はA4サイズと大きく、縦方向の曲率を大きくして倍率を高めている。2種類の鏡はともに樹脂成形品で日本精機が内製する。
日本精機はこれら特殊な鏡を使って「クロス光学」と呼ぶ新技術を開発した。補正鏡を使って縦方向の光学系を一度実像で結像し、その実像の位置がかなり凹面鏡に近いため、凹面鏡で倍率を高めて短焦点でHUDの表示位置に虚像を結像させる。
新たな光学技術によって同等性能のHUDなら3割ほど機構の容量が減らせる計算だ。しかしながら、10メートル先に77インチ相当の映像を映すという性能上、機構の大型化は避けられなかった。
2022/01/27(木) 15:11:00投稿者:ウォーレン・バフェット
ベンツSクラス、HUDも怪物級 日本精機が巨大AR
クルマに拡張現実(AR)の本格適用が始まった。象徴的な例が、独ダイムラー「メルセデス・ベンツ」ブランドの旗艦セダン「Sクラス」だ。
Sクラスは2020年下期の全面改良に合わせて、運転者の視点から10メートル先に77インチ相当の映像を表示し、一部イラストの位置を道路や前方車両に合わせて制御できるヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)を搭載。現状の世界最高性能で「怪物級」といえる代物だ。実現技術を解き明かす。
HUDは、主にステアリングホイール前方のインストルメントパネル(インパネ)部分に組み込む車載機器。車速や経路案内といった情報をイラストにして運転者の視点から数メートル先に映す。運転者は前方に向けた視線を動かすことなく必要な情報を得られるため、いわゆる「脇見運転」を減らせて安全性が高まる。
SクラスはAR表示の適用でさらに安全な車両を目指した。例えば、経路案内の矢印を道路に重ねるように表示。運転者に次に取るべき操作を直感的に理解させる。また、前方車両の位置を示すイラストで追従機能の作動を分かりやすくする。
SクラスのAR表示は一種の錯覚を利用している。表示距離は運転者の視点から10メートル先に固定して、イラストの大小を制御することで景色に重なっているかのように見せている。遠くは小さく、近くは大きく映すことで遠近感を生み出す。
前方監視用のステレオカメラやミリ波レーダーで物体や道路の白線を検知して、対象物に合わせるようにイラストの大きさと位置を制御する。現状、運転者の視線をカメラで検知して表示を微調整するような仕組みは取り入れていない。
Sクラス向けのHUDは、世界シェア首位の日本精機が開発・供給している。AR表示の鍵は表示距離と画角にあり、これらを掛け合わせたものが最終的な表示サイズに相当する。表示距離を延ばせればそれだけ前方の景色にイラストを重ねやすくなる。運転者は目のピント調整が楽になる。画角を拡大すればイラストを広範囲に動かしやすい。
これまで日本精機はダイムラーの多目的スポーツ車(SUV)「GLE」向けにもHUDを供給し、これが従来の上位モデルという位置付けだった。表示距離は運転者の視点から2.8メートルであり、今回の10メートルは距離を3倍超に延ばしたことになる。
2022/01/27(木) 15:05:00投稿者:ウォーレン・バフェット
中国・上海でのヘッドアップディスプレイ量産/販売を開始
~初の中国量産/吉利汽車(Geely Automobile)向けに納入~
世界4カ国5工場のHUD生産体制を構築
日本精機株式会社(本社:新潟県長岡市、社長:佐藤 浩一)は、連結子会社である上海日精儀器有限公司(中国上海市)において、2021年7月よりヘッドアップディスプレイ(以下、HUD)の量産を開始しました。日本精機グループとして、初の中国国内でのHUD生産を、中国大手自動車メーカー「吉利汽車(Geely Automobile)」向けで執り行うこととなります。
HUDは、ドライバーの視界内のフロントガラス等に、車速や警告、ナビゲーション表示などの様々な情報を透過的に表示するシステムです。ドライバーの視界移動を最小限にすることで、安全運転をサポートするとともに、運転の快適性を向上するシステムとして、欧州・米州を先頭に市場が拡大し、近年、中国においてもHUD市場が拡がりを見せています。
上海日精儀器における初のHUD中国量産機種は、吉利汽車の大型SUV「Lynk & Co 09」に搭載され、2021年11月に中国市場で発売が開始される予定です。車両のフロントガラスに投影するウインドシールドタイプのHUDとなります。
当社は1998年より日本の新潟県長岡工場においてHUDの生産を開始し、その後、広島の「NSウエスト社」、米国オハイオ州の「ニューサバイナ インダストリーズ社/New Sabina Industries, Inc.」、英国「ユーケー エヌ・エス・アイ社/UK-NSI Co., Ltd.」と、HUD生産拠点を拡充してまいりました。これに上海日精儀器が加わることで、世界4カ国5工場のHUD生産体制が構築されたこととなります。また、欧州 ポーランドの「エヌエス ポーランド社/Nippon Seiki Poland Sp. z o.o.」での量産に向けた準備も進めており、2022年春の稼働を予定しています。
日本精機グループは、今後も市場の伸びが期待されているHUD市場において、強みである光学設計・生産技術、設計から製造までの一貫した生産体制、顧客対応力/サポート力、グローバルに展開する開発拠点・製造拠点を活かして安心・安全な車社会への貢献に努めてまいります。
2022/01/26(水) 16:03:00投稿者:kcb*****
どれだけの力が必要だったか分かってないのかね?この銘柄を参考にするといいわ
https://8lea.mueinchis.com/illove
2022/01/26(水) 11:13:00投稿者:kcb*****
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2022/01/26(水) 09:59:00投稿者:wcm*****
これって、明日影響でるよね?
今後期待される出遅れ候補です
https://erde.miduldnqt.jp/otetyy
2022/01/26(水) 01:55:00投稿者:wcm*****
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2022/01/25(火) 20:57:00投稿者:kcb*****
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193 :山師さん@トレード中:2021/11/05(金)15:05:31 ID:aMXjNAxZ0.net
三浦工、上期税引き前は16%増益で着地、今期配当を1円増額修正
レイズネク、今期経常を11%上方修正
Mラインズ、今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
日伝、今期経常を一転14%増益に上方修正、配当も5円増額
メイコー、今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ
JMDC、今期税引き前を12%上方修正・最高益予想を上乗せ
アシックス、今期経常を41%上方修正
SHINPO、7-9月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地
日精機、7-9月期(2Q)税引き前は赤字転落
JFE、今期税引き前を3%上方修正
エヌアイデイ、上期経常は一転17%増益で上振れ着地
木曽路、上期経常を赤字縮小に上方修正
サンケン、今期経常を18%上方修正
ライオン、1-9月期(3Q累計)税引き前が30%減益で着地・7-9月期も7%減益
ツカダGHD、今期経常を赤字拡大に下方修正
グローリー、今期最終を一転24%増益に上方修正
キング、上期経常は黒字浮上・通期計画を超過
サッポロHD、7-9月期(3Q)税引き前は32%減益
イハラサイエ、今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ
ミネベア、今期最終を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、未定だった配当は36円実施
ホンダ、今期税引き前を一転6%減益に下方修正
日東紡、今期経常を一転5%増益に上方修正
フルヤ金属、7-9月期(1Q)経常は5.1倍増益で着地
ラウンドワン、今期最終を2倍上方修正
島津、今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額
山一電機、今期経常を36%上方修正・24期ぶり最高益、配当も23円増額
日テレHD、今期経常を16%上方修正
F&LC、今期税引き前は12%減益へ
天馬、今期経常を一転26%減益に下方修正
タムラ、今期経常を一転1%減益に下方修正
日電子、今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ
浅沼組、上期経常は30%減益で下振れ着地
三井不、上期経常が88%増益で着地・7-9月期も3.3倍増益
大同信、上期経常が2.2倍増益で着地・7-9月期も2.1倍増益
オエノンHD、今期最終を86%下方修正
クボタ、1-9月期(3Q累計)税引き前は54%増益で着地、未定だった今期配当は6円増配
JMS、今期経常を一転40%減益に下方修正
太陽誘電、今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額
461 :山師さん@トレード中:2021/11/05(金)13:42:15 ID:JZYR4D9i0.net
14:00予定 9475 昭文社HD
14:00予定 7937 ツツミ
14:00予定 7287 日本精機
14:00予定 4182 三菱瓦斯化学 21.4%経常増益見通し
14:00予定 4409 東邦化学工業
14:00予定 7246 プレス工業
14:00予定 5161 西川ゴム工業
14:00予定 5285 ヤマックス
14:00予定 4341 西菱電機
14:00予定 4534 持田製薬
14:00予定 5011 ニチレキ
14:00予定 8058 三菱商事 通期予想は非開示
14:00予定 9072 ニッコンHD
14:00予定 8059 第一実業
14:00予定 8424 芙蓉総合リース
14:00予定 1826 佐田建設
14:00予定 1518 三井松島HD
14:00予定 2296 伊藤ハム米九HD
14:00予定 9706 日本空港ビルディング 経常赤字縮小を見込む
14:00予定 9312 ケイヒン
14:00予定 5966 京都機械工具
14:00予定 9537 北陸瓦斯
14:00予定 7990 グローブライド
14:00予定 8061 西華産業
14:00予定 2903 シノブフーズ
日本精機
センサー関連
【GOOD】
調べたら【Defi(デフィ)は自動車やバイクなどの計器メーカー「日本 …
日本精機宝石工業 レコード針を100カ国に
ちなみに
日本精機宝石工業 2200種のレコード針製造、100カ国へ 地域発世 …
日本精機宝石工業 2200種のレコード針製造、100カ国へ[有料会員 …
●左右30度以上で歩行者に重ねる
日本精機はSクラスを皮切りにAR表示の研究開発を加速していく。現状の左右10×上下5度ではイラストを重ねられる範囲が道路上に限られるため、今後は歩行者までイラストを重ねて安全性の向上を狙う。
ただし、画角を左右と上下でそれぞれ2倍にできたとしても、表示距離10メートルでは景色の60~70%までカバーするのが限界だという。山谷氏は「歩行者にイラストを重ねて映すには左右30度以上が必要だ」と話す。
この高いハードルを越えるために同社は、自社での研究開発に加えて光学系の技術を持つスタートアップ企業との連携も視野に入れる。HUDの付加価値を高めるAR表示の技術に磨きをかけて、世界シェア首位の座を堅守する。
●アルプスアルパイン社
HMI開発の強化という点では、日本精機との資本業務提携をはじめ、他社との協業を加速させています。
「見据えているのは『統合コックピット』としての提供だ。当社のHMI技術やインフォテインメント機器と日本精機の車載メーターやHUD(ヘッド・アップ・ディスプレー)を組み合わせることで、車内体験を1つのシステムとして提案できるようになる。他社との協業に関しては今後も検討していく」
●日本精機、計器部品の子会社を統合
車載用計器の部品製造や樹脂成形を手がけるエヌエスアドバンテックと、計器に搭載する電子基板などのエヌエスエレクトロニクスの連結子会社2社を4月に統合すると発表した。エヌエスアドバンテックを存続会社として吸収合併する。
国内工場での車載計器の生産工程を集約し、より効率的な体制構築を目指す。欧州の新工場や中国の組み立て新ラインなど、海外での生産比率が高まっている。国内工場では先行して生産ラインの効率化に取り組み、海外工場のモデルケースになる役割を担う。エヌエスアドバンテックは合併後、従業員数が約900人になる。