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ワイエイシイホールディングス<6298>に注目したい。年初からの全体下げ相場に抗し、チャートの形も崩れていない。同社は各種自動化機器の中堅で、直近10日には人工透析装置や自動紙包装機など新製品3品を2022年度から本格投入することを明らかにしており、今後の業績貢献への期待が高まる。
今年1月に22年3月期営業利益見通しの上方修正を発表し、前期比2.5倍の18億円を予想。足もと、サプライチェーンの混乱や部材・物流費高騰の影響があるものの、引き続き半導体や自動車、5G分野向けの旺盛な需要を背景に業績は好調だ。あわせて配当予想の増額も発表し、年36円(前期20円)とする方針を示した。
株価は昨年末に上げ足を強め、今年に入ってからは1000円近辺を横に走る200日移動平均線をサポートにしっかりの展開。2月にはマグネシウム電池の量産体制整備に着手したことを明らかにし、これを受けて1346円の高値をつけている。業績好調に加え、PBR1倍割れで配当利回りは3%台、なおかつ全体相場にツレ安しておらず、いまの地合いのなかで投資妙味が際立っている。